確実な避妊法

2019年06月12日
薬を飲む女性

2015年の日本で最も確実な避妊法は経口避妊薬=ピルです。
飲み始めて1か月以内または継続して飲んでいるが飲み忘れた、という場合以外は100%です。
経口避妊薬と言うのは、本来卵巣で卵子が育ち排卵するときに出るエストロゲンとプロゲステロンというホルモンを内服することで、卵巣が休止状態になり、排卵しないため性交渉をもっても妊娠しないという理屈です。
基本的には毎日内服するのですが、休薬期間のある21日型と無い28日型に分かれ、どちらもほぼ決まった時間で続けます。

最初は月経が開始してから内服を開始するのですが、飲み始め1か月の周期では、低用量のピル特に超低用量のピルは卵巣を抑えきれず排卵してしまうことがあります。
このため、飲みはじめ最初の1か月~2か月にかかるまでは避妊効果が100%と言えない時期がありますが、卵巣が休止させてしまえば確実な避妊法と言えます。
同じ理由で、続けていても飲み忘れたときには排卵してしまうことがあります。
ピルを飲み忘れた場合には、2日忘れたら2日分一度に飲むなどの注意をされますが、シートの最初の列のほうで2~3日飲み忘れると卵巣が働き始めてしまい場合によってはその後ピルを飲んでいても排卵してしまうことがあります。
この場合も十分な避妊効果は得られません。

ピルの次に確実なのは卵管結紮を行うことです。
しかし、卵管結紮の術式によっては卵管が再開通してしまうことがあるので卵管結紮後の避妊効果は99%以上と言われ100%ではありませんが、かなり確実と言えます。
緊急避妊ピルは排卵日に性交渉を持ってしまった後72時間以内に内服するものですが、成功率95%では確実と言えないでしょう。